共通テスト記述式・英語民間検定試験の導入「見送り」なのですが…

共テ国・数記述式設問,共テ英語に代わる英語民間検定試験の導入が見送りになることがほぼ確定した,というニュースが飛び込んできました。

確かに筆者も記述式問題や英語4技能が重要だという点に関しては賛成です。

ただ,以前から指摘されていた採点者の確保や自己採点の困難さといった課題や,試験会場・試験費用の問題などから見送られるとのことです。

 

……そうすると,現実的には…

①共通テストはマーク式の設問だけで構成されることになります。なりますが…

!!共通テストはセンター試験とはかなり違う。実用性,知識の運用能力を問われる。今年春の導入第1回共通テストは平均点が高めでしたが,今後は継続的に難化するのではないでしょうか(これはあくまでも予想です)。

②英語は共通テストが継続される。されるのですが…

!!私立大中心に,民間検定を利用した入試は増える一方です。国公立大の推薦や主体性評価でも活用が進みそう。つまり,民間検定試験を「受けなくてよい」とはなりません。

状況をしっかりと見据えて,「何が必要か」正しく判断していきましょう!