【こんな本を読んでみよう!　松山先生編】

2020年5月17日 komagata 駒形教室のお知らせ

みなさんは将棋をしたことはありますか？今回私が紹介する本は『聖の青春』（大崎　善生著　角川文庫）です。この本は病魔と闘いながら将棋の「名人」を目指し，29歳という若さでこの世を去った村山　聖九段を題材としたノンフィクション小説です。彼は幼い頃に腎ネフローゼという病を患い，入院中に将棋と出会いました。「将棋が好き」という気持ちを貫き，病気になった自分を悲観することなく，夢に向かってひたむきに打ち込み続けた姿には尊敬の念を感じずにはいられません。みなさんも是非一度読んでみて下さい。将棋を知らない人にでも読みやすく書かれています。